2025.4.21採用ブランディングを成功させるための、採用サイトの作り方
先日、大手医療法人グループ様よりご依頼をいただき、「成果につなげる看護師確保対策・成功事例の共有」と題して講演の機会をいただきました。
その中で、「採用ブランディングを成功させるための、採用サイトの作り方」というテーマでお話をさせていただきました。
採用ブランディングを成功させるための、採用サイトの作り方
─「職員インタビュー」が伝える、リアルな職場の魅力
採用サイトや看護部紹介ページを制作する際に、発信すべき情報は大きく3つの価値に分類できます。
1. 経済的価値
まずは給与や賞与、福利厚生など、いわゆる「経済的価値」です。
これは求職者が就職先を選ぶうえで欠かせない要素のひとつであり、病院独自の取り組みや手当制度をアピールすることも可能です。ただし、近年ではどの医療法人・訪問看護事業者も看護師採用に注力し、魅力的な待遇を整えるようになってきています。そのため、経済的価値だけで差別化を図るのは、次第に難しくなってきているのが現状です。
2. 機能的価値
次に、教育・研修制度や業務内容といった「機能的価値」です。
こちらも重要な情報ではあるものの、多くの病院が「新人教育に力を入れている」「キャリア支援制度が整っている」と訴求しており、結果的に“どこも同じように見える”という印象を与えがちです。特に看護学生にとっては、ホームページの情報だけでは実際の雰囲気が見えづらく、病院ごとの違いを感じにくいこともあります。
3. 心理的価値
─差別化の鍵となる「職員インタビュー」
こうした中で、採用ブランディングにおいて大きな差別化の鍵となるのが「心理的価値」です。
心理的価値とは、「その職場で働くことで、どのような気持ちになれるか」「自分らしく成長できるか」「どんな仲間と、どんなやりがいを共有できるか」といった“感情”にまつわる価値のことを指します。
そして、この心理的価値をもっともリアルに、かつ説得力をもって伝えられる手段が、実際に働く職員へのインタビューです。
インタビュー記事を通して、「なぜこの病院を選んだのか」「働く中で感じているやりがいや成長」「仲間や上司との関係性」「ライフステージが変わっても働き続けられる理由」など、個人の声として語られるエピソードは、読み手に強く響きます。文字や写真、動画を通して職員一人ひとりのストーリーを伝えることで、閲覧者に「この人のように働いてみたい」「自分にも合いそうだ」と感じてもらえるのです。
求職者にとって、求人票には載っていない“リアルな情報”こそが、意思決定を左右する要素になります。だからこそ、採用サイトには「職員の本音」が伝わるコンテンツを組み込み、心理的価値をしっかり届けていくことが、ブランディング成功の鍵になると考えています。
「採用サイトを通じて、自院ならではの魅力をどう伝えるか」
私たちはその答えを、実際の事例や豊富な実績とともにご提案できます。
職員インタビューの企画・取材・ライティングをはじめ、病院・介護施設に特化した採用サイトの企画制作まで、トータルでご支援いたします。
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