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2026.11.4病院の採用サイト制作会社の選び方|採用成功の7つのポイント|医療・介護専門会社が解説

病院の採用サイト制作会社の選び方|採用成功の7つのポイント

病院の採用サイトを新しく制作したい、あるいは現在の採用ホームページをリニューアルしたい。そう考えて制作会社を探し始めると、Web制作会社、採用サイト専門会社、医療機関向けの制作会社など、多くの選択肢が見つかります。

「どこに依頼すれば、採用につながるサイトになるのだろう?」と悩む病院の採用担当者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

大切なのは、デザインや制作費だけで比較しないことです。

誰を採用したいのか?自院ならではの魅力は何なのか?公開後にどのように応募・採用へつなげるのか?

そこまで一緒に考えられる会社を選ぶことが重要です。

医療・介護領域の採用ブランディングと採用サイト制作を支援しているMottoBrandが、制作会社選びで確認したい7つのポイントと、実際の病院支援事例を解説します。

1.病院の採用サイトは「作ること」が目的ではない

採用サイトの目的は、ホームページを完成させることではありません。

自院が採用したい人材との接点を増やし、「ここで働いてみたい」という意思決定を後押しすることです。

求職者が病院を知る入口は、求人媒体、人材紹介会社、合同就職説明会、学校、InstagramなどのSNS、職員からの紹介、Google・ChatGPTなどの検索とさまざまです。

その後、「どんな職員が働いている?」「実際の教育体制は?」「自分に合いそうか?」と詳しく調べる際、採用サイトは重要な情報源になります。

つまり採用サイトは、サイトからの直接応募を集めるためだけの媒体ではありません。

あらゆる採用経路で興味を持った求職者が、応募するかどうかを判断するための受け皿でもあるのです。

制作会社を選ぶときは、サイト単体の見た目だけでなく、採用活動全体の中での役割を説明できるかを確認しましょう。

2.病院の採用サイト制作会社を選ぶ7つのポイント

ポイント① 医療・介護業界の採用事情を理解しているか

病院では看護師、看護補助者、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士、薬剤師、臨床検査技師、医療ソーシャルワーカー、事務職など、さまざまな職種を採用します。

同じ看護師でも、新卒と中途では就職活動の時期も、比較する情報も異なります。

さらに、急性期・回復期・慢性期といった病院の機能、病床規模、地域の人材需給によっても、採用課題は変わります。

「病院ホームページを作ったことがあるか?」だけでなく、「医療人材の採用市場や職種ごとの事情を理解しているか?」が重要です。

過去にどんな採用課題に向き合い、どのような施策を実施したのかを聞いてみましょう。

ポイント②「誰を採用したいのか」から設計できるか

制作の打ち合わせが、最初から「どんなデザインにしますか?」「何ページ作りますか?」で始まってしまうことがあります。

しかし、その前に整理したいのが採用ターゲットです。

たとえば同じ急性期病院でも、高度な看護を学びたい若手看護師と、急性期経験を活かしながら育児と両立したい看護師とでは、響く情報は異なります。

MottoBrandでは、すでに活躍している職員をロールモデルとして捉えます。

どのような人が、入職後にどんな経験を重ね、なぜ今も働き続けているのか。

現役職員のキャリアを起点に、「これから採用したい人材像」と「伝えるべき価値」を整理していきます。

ポイント③ 職員の声から「病院自身も気づいていない魅力」を発見できるか

「当院には特別な強みがない」
「教育制度は他院と大きく変わらない」

採用担当者から、そんな声を聞くことがあります。

しかし、制度が同じように見えても、それを通して職員が何を経験したかは病院によって違います。

「研修制度があります」だけでは分からない、先輩の関わり方や、挑戦を後押しする風土、チームの雰囲気が、具体的なエピソードから見えてきます。

MottoBrand代表は、前職時代を含めて500人以上の医療従事者へのインタビューを経験してきました。

私たちが大切にするのは、病院があらかじめ決めた「強み」を職員に語ってもらうことではありません。

「なぜその経験ができたのか?」
「困ったとき、誰がどう支えてくれたのか?」
「その経験を通じて自分がどう変わったのか?」

と深く聞くことで、職員自身も当たり前だと思っている職場の価値を発見します。そして複数の声に共通する特徴を整理し、病院ならではの採用ブランディングへと昇華させます。

採用サイト制作会社の取材力・編集力は、そのままコンテンツの違いに表れます。

ポイント④ 求職者だけでなく人材紹介会社のエージェント視点を持っているか

採用サイトを見るのは求職者だけではありません。

人材紹介会社のエージェントも、候補者に病院を紹介する前に、採用サイトを見て職場について学びます。

「教育体制が充実しています」よりも、「新卒で入職した看護師がどんな指導を受け、どのように成長したか」。

「子育てと両立できます」よりも、「実際に育児をしながら活躍する職員の働き方」。

こうした具体的な情報があれば、エージェントは求職者に病院の魅力を説明しやすくなります。

採用サイトは、自己応募を増やして紹介会社への依存を減らすことだけを目的にする必要はありません。

紹介会社を利用する病院なら、その経路での紹介数やマッチング・採用決定につなげるための情報基盤にもできます。

MottoBrandは、代表が医療・介護人材サービスに約15年間携わってきた経験を活かし、求職者側・病院側に加えて「エージェントが候補者へどう説明するか」という視点でもコンテンツを設計します。

サイトからの自己応募に限らず、求人媒体、紹介会社、合同説明会、病院見学、選考、内定承諾まで、採用活動全体への波及を考えることが大切です。

ポイント⑤ 取材・撮影・原稿制作まで任せられるか

採用サイトの制作が始まると、部署ごとの情報収集、取材対象者の選定、写真の準備、原稿確認など、病院側に多くの作業が発生します。

看護部長や事務長、総務・労務担当者が採用業務を兼務している場合、特に大きな負担です。

「やりがいがあります」
「職場の雰囲気が良いです」
というアンケート回答も、そのまま掲載するだけでは違いが伝わりません。

「どんな場面でそう感じたのか?」を掘り下げ、写真と文章で具体的な物語にしていく必要があります。

「掲載する素材を準備してください」という会社か、現場へ入り、取材・撮影・ライティングまで一緒に進める会社か。

制作範囲と病院側の負担を見積もり段階で確認しましょう。

ポイント⑥ 採用サイト以外の施策まで一貫して考えられるか

採用サイトを公開しただけで、突然アクセスや応募が増えるわけではありません。

求人媒体、学校訪問、合同説明会、採用パンフレット、SNS、人材紹介会社など、求職者が病院に出会う入口を整えることも必要です。

たとえば採用サイトで「一人ひとりの『やってみたい』を応援する」と伝えるなら、パンフレットや合同説明会、紹介会社への説明でも、その価値が一貫して伝わることが理想です。

MottoBrandでは、採用サイトと連動したパンフレット制作、合同説明会対策、紹介会社への情報提供などを組み合わせることがあります。

採用サイトを単独の制作物ではなく、採用広報全体のハブとして設計できるかを確認しましょう。

ポイント⑦ 公開後も採用成果を見ながら、次の一手を提案できるか

採用サイトは、公開してからが本番です。

サイトをリリースして応募をただ待っていては、せっかくの採用サイトを十分に活かせません。

求職者の中には、
「病院には興味があるけれど、本当に自分に合うだろうか?」
「忙しいと聞くけれど、今はどうなのだろう?」
「応募する前に現場を見てみたい」
と応募一歩手前で迷っている人がいます。

こうした人の背中を押す情報や機会を継続的につくることが重要です。

◎エージェントから聞く「不安や噂」に、正確な最新情報で答える

MottoBrandでは、人材紹介会社のエージェントなどに「候補者が応募をためらう理由」「よく質問される点」「病院に対する過去のイメージ」をヒアリングすることがあります。

そこで見えてきた懸念に対して、現在の教育体制や勤務環境、働く職員の声などを取材し、事実を確認したうえで最新情報として発信します。

噂を無理に打ち消すのではなく、求職者が判断できる具体的な事実を届けることが大切です。

◎病院見学会・お仕事体験会など「応募前の接点」をつくる

いきなり採用試験への応募を求めるのではなく、病院見学会、お仕事体験会、インターンシップ、部署別見学、個別相談会など、気軽に参加しやすい機会を用意することも効果的です。

たとえば慢性的に採用が難しかった看護補助者について、MottoBrandの支援先ではお仕事体験会を企画・告知したことでエントリーが集まり、採用にもつながった事例があります。

採用サイトは、そうしたイベントの告知と集客にも活用できます。

◎欲しい職種と採用時期に合わせて施策を変える

「今は新卒看護師の病院見学を増やしたい」
「来月から看護補助者を募集したい」
「手術室や認定看護師を重点的に採用したい」

病院の採用課題は時期や職種によって変わります。

だからこそ制作会社には、アクセス数や応募数の報告だけでなく、「この時期には見学会を」「この職種には現場インタビューを」「今ある不安には最新記事を」と、採用状況に応じて具体的なアクションを提案・実行する力が求められます。

MottoBrandが特に重視しているのはこの部分です。

サイトを納品することではなく、その後の採用活動に伴走し、成果につなげることを目指しています。

3.こんな制作会社選びには注意したい

「デザインの好みだけで選ぶ」
 誰に何を伝えるかが曖昧なままでは、見た目が良くても応募にはつながりません。

「病院の公式サイト制作実績だけで判断する」
 患者さん向けの病院サイトと、求職者に選んでもらう採用サイトは目的が異なります。

「原稿・写真の準備が病院任せ」
 制作費に取材・撮影・ライティングが含まれるか、院内の作業負担を確認しましょう。

「初期費用の安さだけで比較する」
 公開後の更新費用、機能追加、保守管理、アクセス解析など、総費用で比べることも大切です。

「公開後の提案がない」
 「納品して終わり」ではなく、採用イベントやコンテンツ追加まで考えてもらえるかが重要です。

「サイト経由の応募数だけを成果とする」
 求人媒体・紹介会社・見学・面接・内定承諾への波及も、確認できる範囲で評価しましょう。

4.制作会社へ依頼する前に確認したい5つの質問

制作会社と打ち合わせをする際には、次の5つを聞いてみてください。

1.病院・医療機関の採用サイト制作実績はありますか? どんな職種・採用課題を支援してきたか。

2.採用ターゲットや自院の魅力の整理から相談できますか? デザインの前に採用戦略を考えられるか。

3.職員インタビュー・撮影・原稿制作まで対応できますか? どこまでが費用に含まれるか。

4.人材紹介・求人媒体・SNS・合同説明会などとの連携も考えてもらえますか? 採用活動全体を見渡せるか。

5.公開後は何を指標に振り返り、どんな改善提案をしてもらえますか? レポートにとどまらず、次の施策を提案できるか。

特に5つ目は重要です。アクセス解析を提出するだけでなく、その数字と採用現場の声を踏まえ、次に何をするかまで一緒に考えてくれるかを確認しましょう。

5.採用サイトを起点に成果につながった病院事例

以下は、MottoBrandが採用サイト制作と採用広報・採用支援を組み合わせて取り組んだ事例です。

数値にはサイト経由だけでなく、ほかの採用経路を含む集計もあります。成果を採用サイト単独の効果と断定するものではありません。


岸和田徳洲会病院|多様なキャリアの看護師を取材し、働く姿を可視化

三次救急を担う岸和田徳洲会病院では、新卒看護師から診療看護師を目指す職員、育児と仕事を両立する看護師まで20名以上を取材。

高度急性期医療の魅力だけでなく、「人の温かみ」「チームで支える職場」を職員の経験から伝えました。

合同説明会、病院見学会、インターンシップの集客も強化した結果、公開事例では、全採用経路を含む資料請求・見学等のエントリーが前年度比255%増、採用試験応募数が188%増と報告しています。

岸和田徳洲会病院の採用サイト制作・採用ブランディング事例


大久保病院|職員の成長ストーリーで「選ばれる理由」を伝える

急性期から回復期、訪問看護、介護まで幅広い機能を持つ大久保病院では、現場で働く多様な職員を取材。

「この病院では、どんな経験や成長ができるか」をロールモデルの姿から伝えました。

公開事例では、リニューアル後約5か月で52名のエントリー・10名採用、約10か月で110名のエントリーを獲得。

全採用経路のエントリー総数は前年対比365%、採用数は前年対比343%となっています。

大久保病院の採用サイト制作・採用ブランディング事例


八尾徳洲会総合病院|サイト・パンフレット・説明会・紹介会社への情報提供を連動

八尾徳洲会総合病院では、教育制度そのものではなく「制度を通じて、どんな看護師に成長できるのか」を先輩職員のキャリアで発信。

採用サイトに連動してパンフレットを制作し、師長会でコンセプトを共有しました。

公開後も紹介会社への訪問、採用状況の定期的な振り返り、インタビュー記事の追加などを継続。

現在公開されている事例では、新卒採用試験エントリーが前年同時期比約3.4倍と報告しています。

八尾徳洲会総合病院の採用サイト制作・採用支援事例

6.MottoBrandが考える病院の採用サイト

「働く人の姿が、次の仲間を呼ぶ。」

これが、MottoBrandの採用ブランディングの考え方です。

病院の本当の魅力を知っているのは、そこで働く職員です。

良い教育がある、支え合える仲間がいる、挑戦できる環境がある、ライフステージに合わせて働ける。

そうした価値があっても、求職者へ伝わっていなければ、就職先として比較される際には見過ごされてしまいます。

私たちは、職員へのインタビューから職場の魅力を掘り起こし、採用ターゲットに届く言葉とデザインに変えていきます。

求職者だけでなく、エージェントがその魅力を説明しやすい情報も大切にします。

さらに公開後は、ネガティブな印象や疑問への正確な情報発信、病院見学会・お仕事体験会など応募前の接点づくり、職種・時期に合わせた新しいコンテンツの提案まで継続して取り組みます。

採用サイトは完成した瞬間がゴールではありません。採用活動に合わせて育てていくもの。

その考え方で、医療・介護の採用に伴走しています。

まとめ|「サイト」ではなく「採用」を理解している会社を選ぶ

病院の採用サイト制作会社を選ぶ際には、デザインや価格だけでなく、医療人材の採用を理解し、自院の魅力を職員の声から引き出し、公開後も採用成果に向けた次の施策を考えてくれるかを確認しましょう。

採用サイトは、自己応募を集めるためだけのものではありません。

紹介会社、求人媒体、病院見学、合同説明会、選考・内定承諾まで、病院の採用活動全体を支える情報基盤になります。

MottoBrandでは、医療・介護領域に特化し、採用ブランディングの設計、採用サイト制作、職員インタビュー、採用広報、公開後の施策提案まで一貫してご支援しています。

「自院の強みが分からない」「採用サイトはあるが応募につながらない」「リニューアルの進め方から相談したい」という段階から、お気軽にご相談ください。

この記事を書いた人|福井 勝雄(株式会社MottoBrand 代表取締役)
2006年、株式会社エス・エム・エスに新卒入社。介護職・看護師専門の求人広告の法人営業、看護師転職サイトの事業責任者、医療機関・介護施設向け採用コンサルティング事業の西日本エリア責任者を経て、2021年5月に株式会社MottoBrandを創業。全国の病院・介護施設の採用ブランディング、採用サイト制作を支援しています。
→ 会社概要・代表挨拶

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